昨年10月18日の記事「19歳ひとり親 『ご飯ない』と検索」で紹介した大阪のシングルマザーについて、改めて今年2月1~5日、記事掲載後の出来事を夕刊連載「現場へ! 19歳シングルマザーとその後」で伝えた。たくさんの物資や現金、励ましの手紙が届いたからだ。
「支援」とは何なのか。考えを巡らせる中、私(記者)は、ある1人の女性を思い出した。もう一度会って話を聞きたいと、大阪から車を走らせた。
名神高速道路の竜王IC(滋賀県竜王町)で降り、しばらく田園風景が続いた先に女性の職場がある。
滋賀県湖南市にある「大槻シール印刷」工場。菊池麗紋(れもん)さん(24)は、ウィンドブレーカー姿で黙々と印刷素材を機械にセットしていた。
菊池さんに初めて会ったのは3年前、この工場内でだった。菊池さんに新しい命が宿り、間もなく出産、というタイミングだった。
菊池さんは母子家庭で育った。中学1年の時に母親を亡くし、京都市内の児童養護施設で暮らした。
最後には、19歳母の現在に迫ります。デコボコ道はまだ続いているそうです。
おなかの中の赤ちゃんの父親に…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル